無線綴じ冊子印刷
各部の名称、仕様
無線綴じ冊子は、紙を重ね表紙と本文を糊(のり)で綴じます。ページ数は必ず2の倍数になります。必ず、「背幅」や「ノド(綴じ部分)」ができるので、データ作成の際には、注意が必要です。
※ 表紙には背幅が必要となり、ご注文内容により異なる為、特寸サイズとなります。
データ作成方法
表紙データの作成
表紙のデータは背幅を含めた見開きで、「表面」「裏面」を作成してください。
背幅の長さ【自動計算】
下記のページ数、本文と表紙の用紙をご選択いただくと背幅が表示されます。
背幅
※ データ作成方法も合わせて必ずご確認ください。
本文データの作成
本文の最初と最後のページは単ページで、それ以外のページは見開きで作成してください。
ファイル名※ 右綴じ・左綴じ共通
表紙を1ページ、裏表紙を最後のページ数と換算してください。
データのファイル名はページ番号と同じになります。
表紙を含む左綴じ12ページ無線綴じ冊子のファイル名
データ作成の注意点
ノンブル(ページ番号)をご記入ください
ノンブル(ページ番号)は、製本工程において必要となりますのでお付け下さい。
デザイン上ノンブルがつけれない場合は、トンボの外側に「捨てノンブル」をお付け下さい。
弊社のテンプレートをご利用いただく場合は、指定のボックス内にご記入ください。
ノドの説明
無線綴じ加工の特性上、中央の綴じ部分(以降ノド)に糊付けをして仕上げます。
その為冊子を開くとノドに近い箇所は完全に見開く事ができませんので、左右で繋がりあうデザインや、
ノド付近に文字を配置すると、読みにくくなってしまいます。
文字の読みやすさ、デザインのバランスを考慮すると、綴じ位置から左右に15mm以上の余白をおすすめします。
綴じ方向について
綴じ方により、表紙の位置や向き、ページ順が異なりますのでご注意ください。
※ 詳しくはデータ作成方法をご覧ください。
短辺綴じの冊子について
短辺を綴じる「横長の冊子」は、お見積もりフォームからお問い合わせください。
製本設備が異なりますので、通常の冊子と同額・同納期ではご提供できかねます。
塗り足しについて
仕上がりサイズより3mm外側まで、塗り足しが必要です。
見開きのデザイン
製本工程中に、若干のズレが生じる場合がございます。
断ち落とし(紙端)までデザインされる場合
製本工程中に、若干のズレが生じる場合がございます。
白紙ページがある場合
表紙裏、背表紙裏などに真っ白なページ(印刷しないページ)がある場合、 真っ白なページのデータもご用意いただき、ご入稿時にはその旨をご明記ください。