メタリック印刷(シルバー)と ゴールド印刷のデータ作成について
シルバーやゴールド・メタリックで表現できる世界感は無限大です!
キラキラ・ギラギラ・メラメラの新しい色を使って、新しいデザインを手に入れてみませんか?
メタリック印刷の特徴
メタリックなグラデーションを作り出す
メタリックインクを重ねたり、CMYKカラーと対比させることで、魅力的なスポットカラー、メタリックグラデーション、写真のような強調効果などを作り出すことができます。
メタリック表現は、デザインの一部をより目立たせることができます。
- テキストやロゴ・マークのような小さなエリアに目を向けさせる。
- 背景全体をメタリックカラー(又はシルバーやゴールド)で覆うなど、ページ全体のイメージを決める。
- グレースケールやカラーの画像に立体感を与える。
デザインには、好きなだけメタリックカラーを使用することができます。
メタリックカラーのキラキラとした光を利用したデザインの印刷物を作成したり、
シルバーに異なる割合(パーセント)のCMYKカラーを使用し
メタリック感のある素材(テクスチャー)やオブジェクトを作ることも可能です。
メタリック印刷(シルバー)とゴールド印刷の印刷方法
シルバーを一番下に配置しCMYKを上に重ねることで、中間的なメタリックをベースにしたカラーの表現ができます。例えば、虹色・玉虫色のような色合いになります。
ゴールドを一番下に配置しCMYKを上に重ねることで、より暖かい色の輝きを表現できます。オレンジ、レッド、ピンク、ブラウンが強調されたブロンズのような色やローズゴールドなどの色合いを実現することができます。
データ作成ガイド 目次
「象」のカードデザインはDesigned by SilviaNatalia / Freepik
注意:Adobe Illustratorでは、1つのファイルに使用できる特色の数は最大26色です。
26色以上の特色を使用すると、オーバープリントプレビューやセパレーションプレビューでファイルを確認することができなくなりますので、使用していない特色は削除してください。
注意:K100%を使用する場合はご注意ください!
ある色の上にK100%を重ねて印刷すると、前面にある色と背面にある色が混ざって印刷されます。
背景の透けは、モニター上では確認ができないので、K100%のオブジェクトなどを使用される際は注意してください。
■K100%を使用した場合
(C:0% M:0% Y:0% K:100%)
背面にある色とK100%が混ざって、背景が透けて見えています。
■リッチブラックを使用した場合
(C:40% M:40% Y:40% K:100%)
見当ズレが目立ちにくい。
背景は透けず、深みのある黒を表現できます。
■K99%を使用した場合
(C:0% M:0% Y:0% K:99%)
ほぼスミベタと同じ色で表現できます。
■K100%+他のインキどれでも1%を使用した場合
(C:1% M:0% Y:0% K:100%)
C、M、YどれでもOKです。
ほぼスミベタと同じ色で表現できます。
まずはサンプル請求が
オススメです!!
実際に見ていただくと仕上がりがご想像いただけると思います。
この作成ガイドと合わせて、データ作成にお役立て下さい。
「メタリック印刷(シルバー/ゴールド)」は基本セットに含まれておりませんので、ご入用の方は無料サンプルセットのご請求ページの「メタリック印刷(シルバー/ゴールド)」の「必要」にチェックを入れてください。