断裁のズレについて
断裁ズレの原因
お客様からお預かりした印刷データは、1枚の大きな紙に付け合わせて印刷致します。
その後仕上がりサイズに断裁する際、数百枚の紙を重ねた状態でカットするため、わずかなズレが生じます。
上記の理由から、仕上げ断裁で生じる2mm未満(PP加工商品は3mm未満)のズレにつきましては許容範囲内とし、ご返品や刷り直しの対象外とさせていただいております。
断裁のズレによって、予期せぬ仕上がりになってしまわないよう、注意点や対策をご紹介します。
文字切れ
断裁の際に切れては困る文字やロゴ等は、断裁位置(仕上がりサイズ)より内側3mm以内に配置してください。
文字を、断裁線(仕上がりサイズ)ギリギリにレイアウトされますと、文字やデザインが切れてしまうことがあります。
塗り足し
塗り足しがない場合、断裁の際に少しでもズレてしまうと紙の色が出てしまいます。
背景は上下左右3mm外側まで伸ばしてください。
断裁のズレが目立ちやすいデザイン
仕上がり線の内側の1〜2mmに枠(フレーム)のあるデザインは、断裁のズレが目立ちやすくなります。枠(フレーム)は、仕上がり線の内側3mm以上にしていただくことを推奨いたします。
目立ちやすい例 (仕上がりより内1mmの幅でフチを作成されている場合)
3mm以下の細かなフチを作成された場合、断裁のわずかなズレで、「フチが無くなる」「均等ではない」などズレが目立ってしまいます。
目立ちにくい例 (仕上がりより内3mmの幅でフチを作成されている場合)
断裁のわずかなズレが生じますが、3mm以上のフチを作成することによりズレが目立ちにくくなります。
白フチで作成される場合でも、3mm以上のフチで作成することによりズレが目立ちにくくなります。
目立ちやすい例 (仕上がり位置の近く「内1mm」に配置されている場合)
センター揃えで作られたデザインは、断裁ズレが目立ちやすくなります。
目立ちにくい例 (仕上がり位置に余裕「内3mm」がある配置の場合)
3mm以上余裕を持った配置にすることで、断裁ズレが目立ちにくくなります。