第9回続「円形ステッカー」のデータ作成方法は?
ももちゃん。前回の続きを解説するね。
え?なんだったっけ?
え〜っ、ももちゃん!
第8回「円形ステッカーのデータ作成方法」で、次はフォトショップのテンプレートの使い方を説明するって、言ってたじゃないか。
あ!そうだった。
あんた、たこ焼きのことばっかり考えてるから、すぐに忘れちゃうのよ。
本当にそれで、たこ焼き協会の理事が務まってるの?
なによー。きーたんのいじわる!
きーたん、ももちゃんをいじめないでください!
まぁまぁ、みんな落ち着いて。
今回は、野外フェスティバルで、ご来場いただいた方にプレゼントするオリジナルの円形ステッカーを作りたいのよ。
プリタン、テンプレートの使い方を教えて!
じゃあまず、テンプレートをダウンロードしよう。
オッケー!直径50mmにするわ。
あら?このテンプレート、本当に円形ステッカーなの?
周りに線があるだけじゃない。
ガイドは、断裁線(仕上がり位置)を示しているんだよ。
どこで円形のハーフカットが入るのよ?
これじゃ、デザインしにくいじゃない。
ハーフカットの位置は、「パス」を開けば表示されるよ。
「パス」のウィンドウをクリックしてみて。
「パス」のウィンドウ?どこかしら。
「パス」のウィンドウがない場合は、【ウィンドウ】→【パス】を選択してみて。
オッケー。表示されたわ。
「パス」にある、Templateをクリックしてみてね。
あら。丸が表示されたわ!
カンパスに、円形のガイドラインが表示されれば、設定の完了!
この丸い線は、印刷されるのかしら?
印刷されないよ。安心してね。
でも、線だらけで何がなんだか分かんないわね。
どの丸で、ハーフカットが入るのかしら?
ガイドは、このような意味があるよ!
直径50mmの場合
オッケー!
じゃあ、デザインしてみるわ。
円形ステッカーは、全てのサイズにフォトショップのテンプレートを用意しているので、ぜひ使ってね。
オッケー!
キングプリンターズよりお願い
第8回「円形ステッカー」のデータ作成方法は?もご覧ください。
初心者向けの印刷データ作成ガイド「完全データへの道」が便利な冊子になりました。多くの方に読んでいただけるよう、イラストや会話で構成していますが、その内容は、プロのDTPスタッフ監修のもと作成しておりますので、印刷会社のエッセンスを加えた、たいへん実用的なものになっています。ぜひ、お手元に一冊置いてご活用ください。
項目別ガイド
- 第1回:文字のアウトライン
- 第2回:塗りたし
- 第3回:リンク画像
- 第4回:画像の埋め込み
- 第5回:文字を収める範囲
- 第6回:画像解像度
- 第7回:刷色について
- 第8回:拡張子について
- 第9回:折り幅について
- 第10回:トンボについて
- 第11回:CMYKとRGB
- 第12回:サイズについて
- 第13回:天地について
- 第14回:K100の秘密
- 第15回:文字の最小サイズ
- 第16回:ガイドについて
- 第17回:圧縮について
- 第18回:解凍について
- 第19回:特色について
- 第20回:ファイル名について
- 第21回:裏移りについて
- 第22回:ラスタライズについて
- 第23回:ロック、隠すについて
- 第24回:孤立点について
- 第25回:グレースケール変換
- 第26回:フォトショップでガイド
- 第27回:続フォトショップでガイド
- 第28回:サンプル画像について
- 第29回:オーバープリント
- 第30回:フォトショップの保存形式