第7回チケット印刷とナンバリング?
今度、キング王国で、音楽の野外フェスティバルを行うことになりました!
楽しそう!誰が出演するの!?
ボクとももちゃん、きーたんと3人で、ダンスを踊るんですよ。
へー!それは楽しみだね。
そこで、チケットを作ろうと思うんですが、
販売数の管理をしたいと思ってるんです。
それなら、チケット印刷に通し番号を印字するナンバリング加工をするといいよ。
ナンバリング加工ですか!
ではそれで作ってみます。
まずは、チケット印刷から説明するね。
キングプリンターズのチケット印刷は、ミシン目なしの「ノーマルタイプ」、
ミシン目が1本の「シングルタイプ」、半券が2枚の「ダブルタイプ」、
両端にミシン目が1本ずつ入った「ツインタイプ」があるよ。
チケットの種類
テンプレートをダウンロードしてみました。
イラストレーターとフォトショップのテンプレートがあるんですね!
ミシン目の位置にガイドが入っているので助かります。
テンプレートを使えば問題ないだろうけど、IllustratorやPhotoshopで新規から作成する場合、天地、左右の向きに注意。
どういう意味でしょうか?
横向きのレイアウトで両面印刷の場合、レイアウトが左右反対になるんだ。
※データチェック対象外となります。
次は、ナンバリング加工ですね!
データに指示をしてみました。
え!どうしてダメなんですか?
フォントと色は決まっているので、選べないよ。
数字は5桁か6桁が選べるんだけど、7桁はできないんだ。
そうなんですか。どんなフォントで、何色なんでしょうか?
小塚ゴシックに似たフォントで、色は黒。文字の大きさは11ポイント、文字間は180だよ。
そうなんですね。
あとね、データ内に番号を入力すると、実際に印刷されてしまうので、位置はガイドでお願いしてるよ。「No」は自動で印字されるので、データ内には記入しないようにね。
細かい指示はトンボの外と、ご注文時「特記事項」に記載してね。
バッチリだね!
キングプリンターズよりお願い
ナンバリングの桁数、スタート番号の指示が無い場合は、5桁のNo.00001から、ご注文枚数分を印字させていただきます。
初心者向けの印刷データ作成ガイド「完全データへの道」が便利な冊子になりました。多くの方に読んでいただけるよう、イラストや会話で構成していますが、その内容は、プロのDTPスタッフ監修のもと作成しておりますので、印刷会社のエッセンスを加えた、たいへん実用的なものになっています。ぜひ、お手元に一冊置いてご活用ください。
項目別ガイド
- 第1回:文字のアウトライン
- 第2回:塗りたし
- 第3回:リンク画像
- 第4回:画像の埋め込み
- 第5回:文字を収める範囲
- 第6回:画像解像度
- 第7回:刷色について
- 第8回:拡張子について
- 第9回:折り幅について
- 第10回:トンボについて
- 第11回:CMYKとRGB
- 第12回:サイズについて
- 第13回:天地について
- 第14回:K100の秘密
- 第15回:文字の最小サイズ
- 第16回:ガイドについて
- 第17回:圧縮について
- 第18回:解凍について
- 第19回:特色について
- 第20回:ファイル名について
- 第21回:裏移りについて
- 第22回:ラスタライズについて
- 第23回:ロック、隠すについて
- 第24回:孤立点について
- 第25回:グレースケール変換
- 第26回:フォトショップでガイド
- 第27回:続フォトショップでガイド
- 第28回:サンプル画像について
- 第29回:オーバープリント
- 第30回:フォトショップの保存形式