第27回フォトショップのガイド?
Adobe Photoshopを使った操作となります。
ももちゃん。前回の続きを解説するね。
え?なんだったっけ?
え〜っ、ももちゃん!
フォトショップで円形フライヤーや孔開け加工の指示、どうやってするの?って
質問していたじゃないか〜。
あ!そうだった。
あんた、たこ焼きの食べ過ぎで、忘れちゃったんじゃない?
なによー。たこ焼きは関係ないでしょ!
きーたん。ももちゃんをいじめないでください!
まぁまぁ。みんな落ち着いて!
じゃぁ解説していくね。まずは円形フライヤーから。
ガイドはこのようになるよ。
内側のラインが「文字切れガイドライン」、
真ん中が「断裁位置」、
外側が「塗りたし」かな?
その通り!
3本のガイドには、このような意味があるよ。
どういう風に断裁されるのよ?
線だけだとイメージつかないわ。
円形ステッカーの場合も、同じように作れば大丈夫なのかしら?
ついに、円形ステッカー専用フォトショップのテンプレートが完成したよ!
ダウンロードして使ってね。
テンプレートの使い方
1.データを開くと、このように表示されます。
ガイドは、断裁線(仕上がり位置)を示しています。
2.「パス」のウインドウをクリック。
表示の無い方は、【ウインドウ】→【パス】を選択。
3.「パス」にある、Templateをクリック。
4.カンパスに、円形のガイドラインが表示されれば、設定の完了です。
「レイヤー」に戻り、デザインしてください。
商品はこんな感じに仕上がるよ。
あら。いい感じじゃない?
黒田せんぱいにプレゼントしよっと♥
孔開けの場合は、どうすればいいのよ?
また直線だらけにするわけ?
孔開けの位置は、サンプル画像で指示するんだ。
加工の指示は、サンプル画像だけでいいの?
データ内に直接指示をすると、
実際に印刷されてしまうから注意だよ!
了解!これでフォトショップのガイドはバッチリね!
頼もしいな!
初心者向けの印刷データ作成ガイド「完全データへの道」が便利な冊子になりました。多くの方に読んでいただけるよう、イラストや会話で構成していますが、その内容は、プロのDTPスタッフ監修のもと作成しておりますので、印刷会社のエッセンスを加えた、たいへん実用的なものになっています。ぜひ、お手元に一冊置いてご活用ください。
項目別ガイド
- 第1回:文字のアウトライン
- 第2回:塗りたし
- 第3回:リンク画像
- 第4回:画像の埋め込み
- 第5回:文字を収める範囲
- 第6回:画像解像度
- 第7回:刷色について
- 第8回:拡張子について
- 第9回:折り幅について
- 第10回:トンボについて
- 第11回:CMYKとRGB
- 第12回:サイズについて
- 第13回:天地について
- 第14回:K100の秘密
- 第15回:文字の最小サイズ
- 第16回:ガイドについて
- 第17回:圧縮について
- 第18回:解凍について
- 第19回:特色について
- 第20回:ファイル名について
- 第21回:裏移りについて
- 第22回:ラスタライズについて
- 第23回:ロック、隠すについて
- 第24回:孤立点について
- 第25回:グレースケール変換
- 第26回:フォトショップでガイド
- 第27回:続フォトショップでガイド
- 第28回:サンプル画像について
- 第29回:オーバープリント
- 第30回:フォトショップの保存形式