データチェック対象外
キングプリンターズでは、ご注文いただいたデータが印刷可能かどうかの確認をしています。
印刷物をきれいに仕上げるために、初めてご注文される方、データ作成に不慣れな方は、今一度ご確認をお願いいたします。
カラーモード
予想される問題
ご注文データがRGBで作られていた場合、印刷するとCMYKで表現できる範囲の近似色に置き換えられ、全体的にくすんだ色で仕上がります。
解決策
印刷はCMYKの4色で再現いたしますので、ご注文データはCMYKで作成してください。
色濃度の設定
予想される問題
縁に濃い色のデザインがある場合や、ベタのデザイン、CMYKの総数が250%以上の場合などは、
裏移り(うらうつり)が発生する可能性があります。
解決策
- CMYKの合計を250%以下にする
- 縁が濃い色のデザインは避ける
- 裏移りしやすい用紙を避ける(上質紙、マットコート紙)
- 裏移りが目立ちにくいデザインにする
K100%の透け
予想される問題
K100%のオブジェクトは、自動的にすべてオーバープリント処理がされます。
下に配置しているカラーの上にK100%を重ねて印刷するので、前面にある色と背面にある色が混ざり、
黒の背景が透けてしまうという現象が起こります。
解決策
- K99%にする
- K100%+他のインキをどれか1%加える
- リッチブラックにする。
オーバープリント
予想される問題
K100%のオーバープリントのデータは、オブジェクトが消えたり色が変わるなど、印刷の出力結果がお客様のイメージと異なる場合があります。
解決策
オーバープリントのチェックは外してください。
特殊効果と透明機能
予想される問題
特殊効果機能(透明/ドロップシャドウなど)を使用している場合、正常に印刷されない可能性があります。
- 透明、ドロップシャドウ、ぼかしなどの機能を使用した場合
- Photoshop上で背景を一部、透明化(消去)しているpsd
- pngデータを使用した場合
- 透明化されている画像などを埋め込んでいる場合
解決策
特殊効果を使用する場合は、Photoshopでデータ統合したものをご利用ください。
Illustratorではこの機能は使用しないようにお願いいたします。
使用する場合は、ラスタライズが必要となります。
天地の指定
注文していただいたデータに天地の指定がない場合は、キングプリンターズ基準の天地に合わせて印刷させていただきます。
キングプリンターズ基準の天地
小さな文字とへアライン
予想される問題
小さな文字、薄く細い線、ヘアライン設定は、うまく出力されません。
文字がつぶれる、印刷時にかすれる、濃度や角度によってほとんど見えない場合があります。
イラストレーターでの
画面上の表示
実際に印刷された印刷物
見本jpgでの画面上の表示
解決策
キングプリンターズでは、線幅は0.25pt以上、文字の大きさは6pt以上を推奨しております。
加工に重なる文字
予想される問題
折り加工や冊子など、加工に重なる位置に文字がある場合、読みづらくなる場合がございます。
折り目に文字が重なると、みづらくなります。
製本工程中に、若干のズレが生じる場合がございます。
解決策
加工位置には、文字が重ならないようにレイアウトをお願いします。
加工のズレが目立つデザイン
予想される問題
折や筋入れ、中綴じ製本など、全ての加工はわずかなズレが生じます。
加工位置より色が大きく変わるデザインは、ズレが目立ちやすくなる場合がございます。
解決策
折り目や筋入れなどを施す場合、加工位置から色が大きく変わるデザインは、避けることをおすすめします。
断裁ズレが目立つデザイン
予想される問題
仕上がり線の内側の1〜2mmに枠(フレーム)のあるデザインは、断裁のズレが目立ちやすくなります。
解決策
枠(フレーム)は、仕上がり線の内側3mm以上にしていただくことをおすすめいたします。
単色でデータ作成 (既製封筒のみ)
既製封筒のご注文データに関して、K1色のみのデータで作成されている場合は、色に関するデータチェックを行いません。注文時に指定している特色にて印刷進行いたします。