3.オブジェクト(ベクター)に特色蛍光Pinkの効果を追加する
3.1.オブジェクトや文字に特色蛍光Pinkを追加する方法
仕上がりイメージ
女性のオブジェクトの爪と唇に特色蛍光Pink(単色)と蛍光ピンクカラー(スウォッチ:KP 010)を追加します。
1 蛍光ピンク印刷用テンプレートのページで、デザインに使いたい色とサイズのテンプレートをダウンロードしてください。
(テンプレートには、「単色(Pink)」と「蛍光ピンクカラー(KP 001〜KP 039)」のスウォッチが含まれています。)
2 パスで形成されたオブジェクト(ベクターオブジェクト)や図形、テキストを作成します。
3 蛍光ピンクで印刷したい場合は、オブジェクトをPinkレイヤーに作成してください。
オブジェクトを選択してから、レイヤーの■をスライドさせることでレイヤー間の移動が可能です。
注意
レイヤー名やスウォッチ名は変更せずご使用ください。
大文字を小文字に、小文字を大文字に変更した場合は正しく印刷されない仕様になっています。(例: CMYK, Pink)
4 レイヤー内のオブジェクトを選択し、スポットカラーで塗りつぶします。
特色蛍光Pink(単色)、またはフルカラー+蛍光カラー(KP 001〜KP 039)のスウォッチを使用します。
5 オブジェクト(ベクター)に特色蛍光Pinkの効果を追加する作業が完了しました。
グラデーションを使いたい方
グラデーションを使いたい方はこのようにグレデーションを作ってください。
長方形ツールを使用して、長方形を描画し、特色蛍光Pinkを適用します。
▼長方形を描画し、特色蛍光Pinkを適用したイメージ
グラデーション塗りつぶしを適用します。
注意
グラデーションは用紙の色に若干影響されますので、赤い用紙であれば白部分がピンクっぽく感じることがございます。
画像を工夫するとこんなデザインも作れます!
グレースケール変換した画像に
特色蛍光Pinkの効果を追加した写真
グレースケール変換後、
カラーを反転し特色蛍光Pinkの
効果を追加した写真
カラー反転をすることで、通常のグレースケールに特色蛍光Pinkの効果を出すよりも明るく、違った雰囲気の印刷を作成することができます。
写真の変換方法
画像をグレースケールに変換後、カラーを反転し【塗り】に「KP_Pink」を指定してください。
Illustratorのみ使用される場合
1 編集 > カラーを編集 > 【グレースケールに変換】
2
グレースケールに変換後、
編集 > カラーを編集 >【カラー反転】をする
反転すると画像の黒部分が、蛍光ピンクで印刷されます。
Photoshopを使用される場合
画像を使用される場合は、Photoshopで以下の手順でPSD保存されたデータをご用意ください。
画像データをPhotoshopで開き、グレースケールに変換してください。
1 Photoshop、メニューバー「イメージ > モード > グレースケール」よりグレースケールに変換ください。
2 次に、画像を反転する必要があります。
反転すると画像の黒部分が、蛍光ピンクで印刷されます。
「イメージ > 色調補正 > 階調の反転」を選択いただき反転してください。
3 PSDで保存してください。
画像の反転後、Illustratorを使用し特色蛍光Pinkで着色します
Illustratorでは、デザイン用の新規ドキュメントを作成するか、既存のデザインに画像を配置します。
[ファイル]→[配置...]からリンク画像を配置し、「ウィンドウ > リンク > リンクオプション > 画像を埋め込み」を選択して画像を埋め込みます。
反転した画像を選択し、スウォッチから「単色(Pink)」や「蛍光ピンクカラー(KP 001〜KP 039)」をクリックして着色してください
こちらで、反転した画像に特色蛍光Pinkを追加することができました。
写真やオブジェクトを組み合わせて、色々なデザインにも活用できます。
写真をドラッグ(マウスをクリックしながら動かす)して左右に動かすと、比較をしていただけます。
※左側:CMYKカラーのみを使用した印刷イメージ /
右側:蛍光ピンクを使用した印刷イメージ
蛍光ピンク印刷のデータ作成
目次
まずはサンプル請求が
オススメです!!
実際に見ていただくと仕上がりがご想像いただけると思います。
この作成ガイドと合わせて、データ作成にお役立て下さい。
蛍光ピンク印刷は基本セットに含まれておりませんので、ご入用の方は無料サンプルセットのご請求ページの「蛍光ピンク印刷」の「必要」にチェックを入れてください。