新人スタッフ斉田新人スタッフ斉田

トレーディングカードのレアカードのような印刷物を作りたいときは「ホログラムPP」、カタログの表紙などで、キラリと光るロゴや文字の入った印刷物を作りたいときは「箔押し」を注文することで、キラキラと反射する印刷物を作成できます。

キラキラと反射する名刺やカードを見ると、それだけでレア感や高級感があると思ってしまうサイタです。
光を受けてキラリと輝く加工は、貴金属を連想させるうえに、トレーディングカードのレアカードに使われていたり、お札や百貨店の商品券で偽装防止に使われていることからレア感や高級感があるからかもしれません。

「キラキラ」とした印刷物を作る加工は冒頭でお答えした通り、一般的によく使われているものだけでも「ホログラムPP」と「箔押し」の2種類があります。

今回の記事では、ホログラムPPと箔押しそれぞれの反射具合がわかるよう、実際の画像を並べながらキラキラとした印刷物について詳しく紹介していきます。
レア感や高級感のあるキラキラとした名刺やカードを印刷したい方、キングプリンターズで取り扱いのあるホログラムや箔押しの種類に興味がある方は必見です☆

キラキラの王道、「ホログラムPP」と「箔押し」加工とは

そもそも、「キラキラ」という単語ではイメージしている印刷物が「ホログラムPP」と「箔押し」のどちらの加工であるかわかりませんね。
そこで反射の仕方を実際の画像でご覧いただき、それぞれの加工の特徴や違いを紹介していきます。

角度によって七色にキラキラと反射するホログラムPP加工


画像のように、角度によって虹色の模様が浮かび上がり、光をキラキラと反射するフィルムが貼られている加工のことを「ホログラムPP加工」といいます。

そもそもホログラムPP加工とは、「ホログラム」と「PP加工」が組み合わされたもの
「ホログラム」とは見る角度によって柄が浮かび上がるように作られた素材であり、「PP加工」とは「ポリプロピレンフィルム」を用紙に圧着させる加工になります。
(※ポリプロピレンフィルムとは、透明のビニール袋などにも使われている素材で、用紙の表面に圧着させるとツヤを出したり、マットな落ち着いた質感にしてくれます。)

つまり「ホログラムPP加工」とは、ホログラム柄のポリプロピレンフィルムを用紙に圧着する加工ということですね。

ホログラムPP加工はトレーディングカードのレアカードによく使われているのですが、PPフィルムにレーザー彫刻で模様をつけているので、フィルムの種類によって浮かび上がる柄が異なります。
そのため、ホログラムPPを注文する際は、柄の種類によって与える印象が変わる印刷物となるので、印刷会社選びはぜひこだわってみてくださいね。

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ちなみにキングプリンターズでは、「クラックドアイス」「プチドット」「ミニスパーク」「スターダスト」「デジタルチェック」「ランダムハート」の6種類からホログラムの柄をお選びいただけます☆
個人的には「デジタルチェック」が近未来感があってかっこいいのでオススメです!
ホログラムカードとホログラムステッカー、それぞれの商品の詳しい情報はこちらからどうぞ!

ホログラムPPを使った印刷物を作成する際の注意点


ホログラムPP加工を使用する場合、フィルムとデザインの相性によっては印刷した内容が見にくくなるので、文字と背景の色選びには注意しなければなりません。
見えにくくなる例としては「細かな図柄」や「背景色と文字色が近似しているデザイン」のもの。
このような印刷にホログラムPPを重ねることで、ホログラムの反射と図柄やデザインの色が混ざり合い、視認性が悪くなります。

このため、背景色はシンプルに1色塗り(ベタ塗り)を使用し、文字には反対色などの目立つ色を使って配置するなど、ホログラムの柄が映えるようなデザインがオススメです。
とくに、キングプリンターズでいう「プチドット」や「ミニスパーク」、「スターダスト」といった繊細な柄のホログラムは、細かい図柄が見えにくくなるので、大きな図柄で合わせるのがベターです。

ホログラムPPを使った印刷物の納品にかかる日数めやす

多くのネット印刷では、ホログラムPP加工を追加すると、通常の印刷に+1日の営業日で仕上がります。
印刷したあと、フィルムを貼り付ける工程が必要となるからですね!

光をキラリと反射する箔押し加工


金属が光を反射するように、ロゴや文字がきらめく加工は「箔押し加工」と呼ばれるもの。
箔とは薄く伸ばされたアルミなどの金属片で、色や柄にはさまざまな種類があり、印刷会社によって使用できる箔の種類が異なります。

この加工は印刷した用紙に、型を使って箔が押し付けられて仕上げられます。
そのため、注文する場合には箔押しの型用のデータも必要となり、高価で納期がかかる印刷物です。
型どおりに熱で箔を圧着させることから別名「ホットスタンプ加工」とも言われます。

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キングプリンターズでは「ツヤあり金」「ツヤなし金」「ツヤあり銀」「ツヤなし銀」「ブラック」「ピンク」「レッド」「ブルー」「スカイブルー」「グリーン」と、なんと全10色もの箔をご用意しております。また、高価な箔押しを少しお安く注文できる『ワンポイント箔押し印刷』もご用意しているので、気軽に箔押し加工にチャレンジできますよ♪
ちなみに、同じ型を何度も使用していきたいといった方には、型の保管サービスもご用意している通常の箔押し印刷がオススメです!

箔押し加工の印刷物を作成する際の注意点

箔押し加工の際に必要な型データは、イラストレーターの「ベクターデータ」で作成しなければなりません。
また、箔押しを行う部分に使用する線の太さは、細すぎるラインは型で再現がされにくいため、線の太さ0.25Pt以上、文字を箔押しする際も6Pt以上で作成することを推奨しているネット印刷が大半です。

さらに上の画像のような、印刷に合わせて箔がぴったりと重なるようなデザインは、隙間やズレが生じることを考えて印刷と箔が重なる部分を大きめにしておかなければなりません。
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箔押し加工の印刷物の納品にかかる日数めやす

箔押し加工は型を必要とするため、印刷日数+3日程度が必要なネット印刷が多いようです。

ホログラムや箔押し以外のキラキラとした印刷物

ちなみに、実はホログラムや箔押し加工を使わずともキラキラした印刷にする方法があります。
それは「キラキラした用紙を使って印刷」したり、「特色(特別なインキ)を使用」すること。


キングプリンターズで取り扱っている用紙であれば「スノーエッセンス COC キラ」を使うことで、パールのような繊細でキラキラとする印刷物を注文できますよ♪

まとめ

手に取る人を魅了するキラキラとした印刷物は、以上のような方法によって作られています。
名刺やショップカードに高級感を出したいとき、金券や抽選券で偽装防止目的として、トレーディングカードやアイドルグッズでレア感を出したいときなど、さまざまな場面でご活用ください♪

ちなみに実際に手元でそれぞれの加工を確認してみたい!といった方は、サンプル請求がオススメです!
有料のネット印刷もあるのですが、キングプリンターズでは無料でサンプルセットをお届けしておりますので、ぜひご利用ください♪
※ホログラムカード、箔押し名刺サンプルそれぞれの希望をお忘れなく!