新人スタッフ斉田新人スタッフ斉田

チラシには見出しにあたるタイトル、商品などを具体的に説明する本文や補足文などが配置されています。それぞれの文字の大きさにメリハリをつけることで、レイアウトが整った、読み手にストレスを与えないちょうどいいフォントサイズになります。

みなさまこんにちは!
ネット印刷の会社入社して丸二年の新人スタッフの斉田です。

最近の悩みは画像を制作するとき、フォントサイズが小さいと上司に注意されてしまうこと。
さて、さっそく。

チラシを作成するとき、フォントサイズはタイトルグループと本文グループの大きな2つのグループに分けて考えることで決めやすくなります。

タイトルグループ・・・受け取った側が内容を読むかの判断材料となるもの。最初に目が止まるよう、文字サイズは大きめ。メインタイトルやサブタイトル、キャッチコピー、リードコピーなどがこのグループ。

本文グループ・・・印刷物の本体にあたる部分。スラスラと読めるかが重要。小見出しと本文、補足文のセットでこのグループです。

つまりちょうどいいフォントサイズとは、読み手を考えた文字の大きさであり、作成しているチラシの中で、記載する内容がどちらのグループの項目であるかを理解することで決まります。

しかし上記のことをなんとなくわかっていても、普段から印刷物を作ることに慣れていないと
「写真や原稿を入れて、なんとか完成したけど、メリハリがない」
「文字が小さすぎて、読めないチラシを作ってしまった・・・」
「なんか文字のバランスが悪くて、かっこわるい・・・」

といったことがよく起こります。

そんな文字の大きさについて、お昼休みに話をしていたところ、
「駆け出しのころは、文字の大きさに悩むことが多かったなぁ・・・。」
ということを会社のデザイナーさんからも聞きました。

そこで今回、チラシを作成する際に上のようなことで悩まれる方が減るよう、チラシのフォントに関する基本的なことを徹底的に調べました。

これを読めばチラシのフォントサイズに関するお悩み、解決です!

目次▼
フォントを表す単位と文章グループの項目
チラシの原稿を項目に分けていくコツ
業種毎のチラシによって異なるちょうどいいフォントサイズ
文字のサイズ感を掴める!フォントサイズ表とサンプルに使われているフォントサイズ
チラシをクオリティアップさせるテクニック
まとめ

フォントを表す単位と文章グループの項目

まずはフォントサイズの単位について。
文字の大きさは一般的にPt(ポイント)という単位が使われます。

しかしPtって、イラストレーターやワードなど、文字を入力する際の単位として使われていますが、なんだかよくわからないサイズだと思いませんか?
パソコンの画面で見る大きさと、用紙に印刷したもので、なんだかサイズが違うようにも見えますし・・・。

「Pt」とは、出版物において大きさを表す単位のことで、1Ptの文字をmm(ミリメートル)で表すと、縦・横が約0.35mmの四角形に収まる大きさとなります。

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日常であれば小さく感じる方も多い1cm角は、文字サイズであれば約28Pt。新聞紙の本文のフォントサイズで約11Ptと比較してもかなり大きいサイズですね。ちなみに1円玉はちょうど半径1cmの円になっているのって、みなさんご存知でしたか?

次に、チラシの原稿をグループ分けする際に必要な、それぞれの項目の役割について詳しく説明します。
たいていのチラシでは、以下の文章グループの項目が組み合わされてデザインされています。

タイトルグループ

メインタイトル・・・何のチラシであるかをあらわす部分。イベント名や掲載する内容を要約した見出しなどのことで、キャッチコピーがそのままメインタイトルとなることも。

サブタイトル・・・メインタイトルではあらわしきれない内容がある場合に、タイトルを補足する文章。

キャッチコピー・・・読む人の興味をひき、チラシの目的を促進させるための部分。来店した際の特典や利用することで起きる効果などのメリット。

リードコピー・・・タイトルから本文までをつなげる前置きの文章。本文の内容を簡単に伝えてくれる役割をもちます。チラシによっては存在しない場合も。

本文グループ

小見出し・・・メインタイトルを詳しく説明する本文に付属する小さな見出し。いくつか本文が並ぶ中では、目次のような役割をもつ。

本文・・・そのチラシの主張したい内容。詳しい説明をしている部分であり、キャッチコピーで興味をもった読み手に読ませたい部分です。

補足文・・・本文グループを補足する文章。タイトルグループでも使われることも。

このような項目によって、タイトルグループ・本文グループは組み立てられます。

中でもタイトルグループの大きさは重要であり、A4サイズであれば、3分の1から半分に近いスペースが使われ、ものによっては80%近く面積を占めるチラシもあります。
これはチラシが手に取られるよう、興味を持ってもらいやすい内容を、しっかり目立たせなければならないからです。

タイトルグループで目を引いたあとは、本文グループを読んでもらわなければなりません。

タイトルよりもずっと文字は小さくなりますが、小さすぎると読みづらくなるため、本文に使う大きさの目安は9~18ptといったところです。
小見出しはそのサイズの1.2〜1.5倍ほどの大きさであるとバランスがよくなります。

さらに重要部分でない補足文は最低限、人が読むことができる文字サイズで配置します。
そのためどれだけ小さくしたい場合でも、5.5pt〜8ptといったサイズで収めておくのがベスト。
ちなみにほとんどのネット印刷で、文字が読みにくくならないとされているフォントサイズは最小で6Ptが推奨となっておりますので注意が必要です。

このようなフォントのサイズ感をもって作成していくことで、チラシは読みやすいバランスに仕上がりやすくなります。

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しかしこのちょうどいいフォントサイズは、作成するチラシの業種によって異なるもの。それはのちほどご紹介するとして、フォントサイズを設定するときに役立つ、原稿の制作方法のコツを説明していきます。

チラシの原稿を文章グループの項目に分けていくコツ

チラシ作りで文章の項目分けしやすくするためのコツを、今回は以下の画像のような「居酒屋オープンの告知チラシ」を作成すると仮定して説明していきます。

チラシを作る際、まず大切なのは「記載する情報を書き出す」こと。
必要な要素となる「目的」「掲載する内容」を箇条書きすることで、原稿がどの文章グループの項目にあたるのかがわかります。
さらに写真やイラストなどの素材の用意が明確となるので、レイアウトする作業が迷いづらく、グッとラクになりますよ。

目的

そのチラシを何のために作るか、(新規オープンや特別メニュー、イベントなど)お店の宣伝する理由と、見た人に「どうして欲しいか」を書きます。

※これを踏まえて、「どうして欲しいか」の行動につながる施策を考えましょう。

掲載する内容

目玉・アピールポイント:このチラシを見たことで得られるメリットで、上記の目的を果たすためにアピールする項目。

商品(メニュー)紹介:メリットを含め、ほかにどういったアピールポイントがあるかを紹介し、情報を追加します。

情報:基本的な会社やお店の情報。お店の名前・住所・電話番号・営業時間・席数・お休み・URL・地図など。

どんなチラシにおいても、上記は必要な項目です。例を見ていきましょう。

これらの情報は、タイトルグループ・本文グループ・補足のだいたいの要素に分けられるため、フォントサイズの目安を決めることができます。

上の居酒屋チラシの場合・・・

また、掲載したい情報を上記のように箇条書きにして、グループ分けすると、文章以外の必要な「写真」「図(地図)」「イラスト」の素材もわかりやすくなります。
今回の場合であれば、以下の画像を用意しました。

  • 生ビール・・・キャッチコピーのイメージを膨らますため
  • お刺身、魚の塩焼・・・オススメ料理をイメージしていただくため

この流れで進めていくと、文章グループの項目が分類され、フォントサイズの原因によるレイアウトのバランスが崩れにくくかと思います。
あとは、項目ごとの大きさを意識しながら、素材とともにレイアウトすれば完成です。

またここで参考にしたいレイアウトする際のコツがあります。

左上から右下に向かって「重要な項目の順番」に配置すると、内容が読んだ人の印象に残りやすくなります。
タイトルグループ→本文グループの順に左上から並べていくのがオススメです。

上記の順番が印象に残りやすくなる理由は、左上から右下に向かって人の視線は「左から右」「上から下」というアルファベットの「Z」の形に動くため。
このことから目立たせるものほど自然な流れで読んでもらえる左上側に配置し、連絡先などの補足文の情報が下部にくるようにしましょう。

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ちなみにZの形に視線が動くのは「横書き」のチラシである場合で、「縦書き」のチラシの場合は「N」の形に沿って、右上から左下へ動いていきます。

業種毎のチラシによって異なるちょうどいいフォントサイズ

今回さまざまなチラシを調べ、業種毎にフォントサイズの違いがわかりました。
そこで、業種別の定番レイアウトと項目の種類、よく使われているフォントサイズをご紹介しましょう。
※すべてA4サイズ。小数点第2位以下は、四捨五入して掲載

美容室・エステサロン・ヨガ・フィットネス

定番レイアウト

目的:割引キャンペーンなどを利用してもらい、お店を一度利用してもらう。

タイトルグループ:3分の2〜半分ほどの範囲
タイトル・キャッチコピー・・・40〜60Pt
リードコピー・サブタイトル・・・24〜36Pt

本文グループ:残りの範囲
小見出し・・・28〜34Pt
本文・・・10〜20Pt
メニュー紹介・・・8〜15Pt
注意文や補足情報・・・6〜7Pt

美容関係のチラシは他の業種と比べると、上品な印象に見せるため、タイトルグループの項目でのフォントサイズの差が控えめであることがわかりました。
フォントの大きさだけでなく、フォントの種類も明朝体を使用することで上品な印象に仕上げ、一目で女性向けをターゲットにしているのが定番です。
注意文などの小さい文字の文章は、視認性を高めるため、ゴシック体を使用されているチラシも多く見られました。
また手書き調になっていたり、飾りがついている個性的な見た目の装飾フォントが使われている場合も、お店の雰囲気に合わせた種類が使われています。

レイアウトは、メインとなる写真を3分の1〜2分の1程度のスペースを利用して大きく見せ、その写真の上にコンセプトや特典内容をあらわすキャッチコピー、もしくは画像のメニュー内容を重ねているものが多いです。
そして残りのスペースに、キャンペーンや特典の詳細→メニュー→店舗情報の順に並べられているものがオーソドックスのパターンといえるでしょう。

飲食店・カフェ・販売店

飲食店や販売店は、「期間限定の商品をアピール」するのか「レギュラー商品の紹介」なのかによって、デザインが変わりフォントサイズのパターンが大きく2種類に分かれていることに気づきました。

期間限定メニュータイプの場合

定番レイアウト

目的:限定商品に興味をもってもらい、来店につなげる。

タイトルグループ:半分〜約80%
メインタイトルやキャッチコピー・・・60〜120Pt
リードコピー・サブタイトル・・・40〜60Pt
本文グループ:5分の1程度
小見出し・・・20〜30Pt
本文・・・11〜18Pt
補足情報・・・6〜10Pt

メリハリあるフォントサイズで作成されているのが、限定メニュータイプのチラシ。
期間限定メニューチラシでは、半分以上のスペースを使って大きい写真で商品を見せる、インパクトあるレイアウトで作成されています。

配列する順番は写真と情報・期間→(商品紹介)→店舗名や連絡先が定番です。

レギュラー商品の紹介の場合

定番レイアウト

目的:メニューを比較的多く見せ、お店の雰囲気を伝え、来店してもらう。※長い期間、使えるのも特徴

タイトルグループ:5分の1程度
メインタイトルやキャッチコピー・・・20〜40Pt
リードコピー・サブタイトル・・・16〜24Pt

本文グループ:残りの範囲
小見出し・・・15〜25Pt
本文・・・6〜15Pt
補足情報・・・6〜10Pt

レギュラー商品の紹介チラシでは、掲載する量も多いことからフォントサイズは小さく、項目ごとの大きさの差があまり目立ちません。

タイトルスペースも小さいものが多く、タイトルグループよりも本文グループの割合が大きいです。
このレイアウトの場合、お店のイメージを含め、シーズン問わず長期間何度も同じデザインでチラシ販促を行えるのも特徴。
要素の並び方は、タイトル→商品の紹介→連絡先の順番が多くみられます。

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ちなみにどちらのタイプのチラシの場合でも、値段の安さを強調したい際は、「ゴシック体」や「ポップ体」のフォントを使用するのがオススメです。
スーパーのチラシでもよく使われており、文字の太さが均一で視認性がよく、安い印象を与えやすいフォント。

塾・予備校・スクール・教室

定番レイアウト

目的:体験学習などのアピールをして、生徒を増やす。

タイトルグループ:半分〜3分の2程度
タイトルやキャッチコピー・・・50〜80Pt
リードコピー(特典など)・・・28〜40Pt
サブタイトル(教育方針など)・・・6〜20Pt

本文グループ:3分の1〜6分の1
小見出し・・・15Pt前後
本文・・・8Pt前後
注意文・・・6〜8.5Pt

パーツごとにフォントサイズの差が一番大きく見られたのは、塾や予備校、教室関連のチラシです。
塾や教室は、他の業種と比べて「キャッチコピー」として「教育方針」や「掲げる目標」が大きく載せられているチラシが多いです。
それはたとえば「塾」といっても、「学校の授業のレベルに遅れないように」する塾や、「受験に向けて、現在の成績をアップさせるため」の塾など、目的が異なりますよね。その目的を明確に示すために教育方針が大きく記載されているチラシばかりでした。

レイアウトの定番としては、「教育方針・学ぶことで得られること→特典→授業料などの情報→連絡先」といった順が多く、全体の色味は知的に見せるブルー系や黒板をイメージさせるグリーンを使っているところが多くみられました。

リフォーム・不動産会社

定番レイアウト

目的:モデルルームや展示場に来場してもらう。
タイトルグループ
タイトル・・・38〜100Pt

本文グループ
価格・・・12〜22Pt
小見出し・・・18〜30Pt
本文・・・4.5~9.5Pt
補足文・・・3.5〜6Pt

今回用意したチラシの中で、一番文字の量が多いものは、この「住宅関係」のチラシです。
これはビフォーアフターの写真や、間取り図、モデルハウスの展示場の地図など、必要な写真や画像の説明となる文章が多いことや、法律によって定められた記載事項の文章など、本文と補足文、両方の文字数がどうしても多くなるため。
そのため、基本的に印刷会社では推奨していない6Pt未満のフォントサイズを使用しているものも多くみられるのもこの住宅関連のチラシの特徴とも言えます。
また、定番のレイアウトがないものが住宅関係のチラシですが、これは「アピールしたい客層」が異なることで、「見せ方が変化」するからです。
ただ要素の並べ方の定番は、タイトルやキャッチコピー→住宅の写真→価格→必要記載事項→連絡先の順が多くみられました。

文字のサイズ感を掴める!フォントサイズ表とサンプルに使われているフォントサイズ

さまざまな業種のレイアウトをご覧いただきましたが、数字だけでは文字の大きさはわかりにくいですね。
そこで今回、使われているフォントサイズがわかるポイント表なる物をご用意いたしました。
こちらのPDF形式のファイルをダウンロードしていただき、プリンターで余白なしで印刷していただくことで、各フォントサイズの実際の印刷された大きさをご確認いただけますよ。

↓↓ダウンロードはこちらをクリック↓↓

さらにサンプルで利用している文字サイズを3種類のチラシ分ご用意しました。
サンプルをお持ちでない方はこちらより無料でご請求いただけますので、ぜひ取り寄せ比較しながらご覧ください。

挨拶状

オフィス変換データキャンペーンチラシ

チラシ印刷サンプル

チラシをクオリティアップさせるテクニック

ここまでの記事の方法どおりチラシの制作を進めていけば、もちろんチラシとして十分に機能する読みやすいデザインができあがるのですが、今よりもさらにクオリティがランクアップするために使える3つの方法をご紹介します。

1.フォントの種類はデザインに合わせて選ぶ。

一つ目の方法は、使うフォントの選び方です。

一般的な印刷物で多く使われているのは「明朝体」や「ゴシック体」の定番フォント。
この2つは、それぞれ以下のような印象を与えます。

  • 明朝体
    横線が細く、ハライやハネが細く仕上げられたフォント。上品で知的な印象を与える一方、6Ptほどの小さなサイズの場合、文字が潰れて見にくくなります。
  • ゴシック体
    縦線・横線の太さが一定のフォントで、力強い印象を与えます。6Ptなど小さなサイズの場合、ゴシック体を太字にすると読みにくいため、気をつけましょう。

装飾フォントや手描きフォントなどは、文字に特徴があることから印象に残りやすい効果がありますが、種類によってはスムーズに読みにくくなります。
そこで、本文などの読ませたい箇所には明朝体やゴシック体を使い、装飾フォントや手描きフォントは「タイトル」などの印象に残ってもらいたい箇所のみに使い方がオススメです。

また、デザインに合わせてフォントの種類を選び、1つのチラシにつき2〜3種類で収めておくとまとまりがでますよ。

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文字の大きさを調節する際に、上下や左右を縮めることができますが、10%までにしておかなければ文字は読みにくくなります。
そのため、10%以上に縮めて使う場合は、装飾フォントなどと同様に、タイトルなどの印象に残したい箇所のみにしましょう。

2.文字と文字のあいだの空間を揃える。

文字と文字のあいだの空間を「字間(じかん)」と言います。

字間は詰まっているとかっちりとした印象になりやすく、広がると間の抜けたやわらかいイメージに印刷物が仕上がります。
この字間は調整すると、チラシのクオリティが一気に高くなるので、ぜひ確認いただきたいポイントです。

字間を調整する主な方法は3つあります。

  • トラッキング
  • カーニング(字詰め)
  • 字送り

トラッキングは1箇所以上の字間を調整する際、一文字ずつ調整する場合に使うのはカーニングや字送りです。
今回はイラストレーターとワード、どちらにも共通している「複数文字の字間調節」の方法を説明します。

1.字間を調整したい空間の文字の部分を選ぶ。
字間を調整したい空間の文字を選びます。選択した文字それぞれの右側が調整されていくため、広げたり狭くしたい文字の1文字手前までを選択します。

2.設定するためのパネルを開く。
文字パネルやフォントの設定を開きます。イラストレーターでは文字パネル、ワードであればツールバーの中から【形式】→【フォント】→【詳細設定】を選びましょう。

3.調整していきます。
イラストレーターであればトラッキング、ワードであれば文字の間隔を調整できます。
狭くしたい場合はどんどんマイナスにしていき、広げたい場合はプラスにしていきましょう。

3.数字やアルファベットは、漢字やひらがな・カタカナより大きくする。

同じフォントの種類を使用して文章を書く場合、実は「数字とアルファベット」は同じフォントサイズであっても他の文字と比べて小さいです。
そこで、数字とアルファベットを少し大きくするとバランスがよくなります。

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ちなみに、タイトルなどの重要な単語を引き立たせる方法として、助詞を小さくして目立たせたい単語のみ大きくするというのも効果的ですよ。

まとめ

長々と書かせていただいたのですが、実はこの原稿、「徹底的に調べる」と決めて準備したため、かなり時間がかかってしまいました。

とくに苦労したのが調べる方法としていろいろな業種のチラシを集めて文字サイズを定規で測って平均値をだしたり・・・、文字の視認性を確認していただけるフォントサイズ表を作成したり・・・、初心者でも簡単に使えてかっこよく仕上げられるテクニックをまとめてみたり・・・したところ。
この準備に使ったチラシやフォントサイズ表サンプル、テクニック用の資料などで、一時期デスクが散らかりすぎました・・・。
おかげで今後チラシ作る際は困らないで済みそうです。

この記事を読んだみなさまが、私同様、チラシのフォントサイズに自信をもってデータ作成をできますように。