モダンクラフト紙以外のクラフト紙には、ピンクの濃さが落ちます。
蛍光ピンクカラー(CMY掛け合わせ)はよりフラットで控えめな印象になります。

濃い色の紙には、蛍光ピンク（単色）のみの印刷をおすすめします。蛍光ピンク+CMYカラーは濃い色の紙には表現しにくくなります。

弊社が厳選した39色のオリジナル特色スウォッチは、特色蛍光PinkとCMYカラーを掛け合わせたものになります。オブジェクトに割り当ててご使用いただくことができます。

蛍光ピンクはとても鮮やかで目を引くので、単色100%濃度での使用が最も効果的です。
全面ベタ塗りでインパクト重視の印刷物を作成する方法もあれば、差し色としてロゴやイラストなど部分的に使用する方法があります。

特色蛍光PinkをCMYと掛け合わせると、蛍光性に影響が出ます。
蛍光ピンクのインクは、紫外線に反応し、可視光線として反射する分子を含んでいます。特色として塗布すると、通常の光の下では明るく見え、紫外線の下では光ります（蛍光を発する）。
他の色と掛け合わせることで、この蛍光性を弱めたり消したりすることができます。

蛍光ピンクインクは、目に見えない紫外線を吸収し、明るい可視色^※として再放出します。そのため、ブラックライトを当てると、蛍光ピンクの部分はあたかも印刷物が光っているかのように見えます。

特色蛍光Pink（単色）100%の使用でよく光ります。蛍光ピンクカラー(CMY掛け合わせ)より、特色蛍光Pink（単色）で濃度100%の使用をお勧めします。

※400nm〜700nmの波長範囲で人間の眼が感じ取れる光

蛍光ピンク印刷の作成ガイドをご用意しました。

蛍光ピンク印刷は、マゼンダが含まれているカラーに効果がありますので、マゼンダが含まれていない色域にはあまり変化がありません。
特色蛍光Pinkと掛け合わす色（CMYK）によって、ビビッド感の効果が表現できる色と表現できない色があります。

※黄色は、マゼンダが含まれていないのでピンクと掛け合わせると異なる色（オレンジ色）になります。ビビッド感のある明るい黄色にはなりませんのでご注意ください。黄色を使用したい方は、弊社が用意したスウォッチの黄色（KP 022）をご使用ください。

そこで、今回たくさんの色数の中から、最も蛍光ピンクインクと相性の良いカラーを厳選しました。
特色蛍光Pink(単色)と蛍光ピンクカラー(CMYK掛け合わせ)の合計40色のスウォッチカラーをご準備しました。
お客さまのデータ作成にぜひご活用ください。

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